洋なしのタルトを作りながらふと思い出したこと。　　　　　　もう２５年前くらいの事になると思うけど。最初近くでケーキを習い始めたんだけれど、面白くなってから数年経ったときの事。いろんな繋がりやタイミングがうまくあいまって、神戸までケーキを習いに行くことができたんです！その体験はそれ…… more まで感じた事がないくらいらいのワクワクと緊張で出かけちゃった、って言う話ですが。趣味のケーキでそこまで必要あるの？なんて夫に言われたりもしたけれど。私自身も後ろめたい気持ちを一杯抱えて、でもワクワク気持ちが高まるのを抑えながらも、神戸まで出かけたものです。まだ子供たちが小学生、学校から戻るまでには帰宅しなければと、とんぼ返り状態だけれど、行けることに嬉しくて嬉しくて。その時初めてのレッスンで習ったのが、この洋なしのタルト。　　　　　　憧れのパティシエ「柳　正司」さんに習ったもので、それ以来、ず～っと作り続けてます。と言っても最初は、タルト生地もうまくできなくて大変だったけど。回数すると、不思議なもので、ちゃんとできるようになるのです。プロの方のレシピは工程も多く、家庭のキッチンでは作りにくいものがたくさんで、ま、当たり前ですが。でも、この洋なしのタルトは家庭でも美味しくできます。もちろんハルニレサロンもメニューにも登場してるので、皆さんとっても喜んでくださって、その様子はその当時の自分を見るようで、懐かしく嬉しいものです。そんな洋なしのタルトも作るのは久々。　　　　　　やっぱり美味しくて、私には大切なケーキです。その時に出会った方からいろんな繋がりが広がって、今に繋がってると思うと、言ってよかったと素直に思います。そして応援してくれた方々のお心には感謝しかありません。人生って出会いが大切ですね。 close

洋なしのタルト